クレープといえば、単純なわたしの頭のなかでは、生クリーム、チョコレート、バナナ、とか。
そんな甘いもの系王道しか思いつきませんでした。
ガレットといえば、お店でおいしい!と目覚めてからわざわざそば粉を購入し、
チャレンジしたのですが、う~んなんか違うぞ。。とそのまま1度しか作ることもなく。。
今回こちらのレシピ本を見かけて、
クレープとガレットってこんな一冊本になるくらいバリエーションってあるのかな?
という気持ちで手に取りました。
いやいや。ほんとにわたしのクレープのイメージが変わりました。
さっそく作ってみたくらいです!
さてさて。
内容は「クレープ」の章で基本のクレープの作り方と生地のバリエーションを学びます。
バリエーションは、コーンミールクレープ、カレークレープ、白玉抹茶クレープ、ココナッツミルククレープなど目新しかったです。
「01 おかずクレープとガレット」では、
チリコンカン、ザワークラフトとソーセージ、タラモ&トマト、えびマヨ&レタス、チコリとリンゴハムのサラダなど食事系のクレープレシピが11レシピ紹介されています。
「ガレット」の章では、ガレットの基本的な作り方から、ガレットコンプリット、モッツァレラアンチョビとトマト、サワークリームとサーモンロール、ラタトゥイユとポーチドエッグ、蒸し鶏とオクラのごまみそロールなど12レシピが掲載されています。
ガレットに合うスープのページでは6レシピ、クレープの包み方レッスンも紹介されていて勉強になりました。
「02 おやつクレープ」の章では、
シナモンシュガー、赤ワインクリームとアップルソテー、あずきバター&黒みつ、桜カスタード、おさつモンブラン、黒糖ホイップとあんず、リコッタレーズンとはちみつレモンなど14レシピが紹介されています。
生クリームとチョコレートやバナナの組み合わせしか思いつかないわたしにとっては斬新なレシピばかりで、包む、よりも添える、というスタイルがなんとも美しいです。
クレープに合わせたいジャムとソースのページでは8レシピが紹介され、
クレープをもっと楽しむおまけレシピでは、クレープをさっと煮た「クレープシュゼット」、紅茶風味の見るクレープ、かにとコーンのクレープグラタンのレシピが掲載されています。
ガレット自体、わたしにはおしゃれなブランチにちょうどいいイメージがあり、
おこちゃまっぽい女の子イメージしかなかったクレープもおしゃれに、または立派に食事系に、グラタンにと見方が全然変わりましたね。
ひとりでお昼に、ブランチになにを作ろうか?なんてことがある方にもおすすめです。
クレープとガレットのとっておきレシピ (2009/05) 黒川 愉子 |