世界一やさしいパン作りの本―粉をこねずにパンが焼ける! (2009/09) 大原 照子、安東 紀夫 他 |
必要な道具は、計量カップにスプーン、ボール、ゴムべら、オーブンペーパー、鍋など。
【鍋】もポイントのひとつと思います。生地を鍋に入れてそのままオーブンで焼くのです!斬新。
鍋は、鉄や、ほうろう、アルミ製など内径20cm程度のものが必要となります。
こちらの本で使用されているのはアルミ製の「無水鍋」です。
このように最初の章のページで、道具、材料の紹介が掲載され、
基本のパンの作り方が写真付きで丁寧に解説されています。
●プレーンパン
全粒粉パン、フランパン、コーンフラワーパン、グラハムパン、きな粉パン
●野菜パン
かぼちゃパン、にんじんパン、オリーブパン、黒豆パン、ポテトパン、枝豆パン、コーンパン
●フルーツパン、ナッツパン
マロンパン、りんごパン、マーマレードパン、ブルーベリーパン、プルーン紅茶パン、ラムレーズンパン、
くるみとアプリコットパン、コーヒーシナモンパン
●ベーコンパン、ソーセージパン
ベーコンと玉ねぎパン、コーンビーフパン、チーズソーセージパン
●お菓子タイプのパン
甘納豆パン、チョコチップパン、クランブルパン
料理研究家である著者の娘さんが見つけた記事。「粉をこねずにパンが焼ける!」と書かれていました。
そこからはじまった80歳を超えた著者の試行錯誤のパン作り。
焼き上げたパンは200個。アメリカのレシピを日本で手に入る材料を買いそろえ、
日本でもおいしく簡単にできるように研究していったのだそうです。
道具も材料もシンプルな分、材料の分量が研究の成果として大事な部分かなと思えました。
醗酵は2次醗酵もあります、鍋にはフタが必要です。
とにかく「こねる」のが面倒だなと思っていた方、暑さでこねられない方、
道具が揃えばとっても簡単です。