たった2つ!の生地で作れるパン―発酵は冷蔵庫におまかせ (2008/01) 相原 一吉 |
面白いな~と思ったのは。
「冷蔵庫で醗酵」というのはわたしもいつもそれなんです。
すぐに焼いて食べよう、というのではなくてとりあえず、こねといて冷蔵庫の野菜室へ。
次の日に成形して焼く、と大きく工程を2日に分けています。
それで、
こちらのレシピも「冷蔵庫で醗酵」なのですが、ポリ袋に入れてギュギュっと縛る。ここが斬新でした。
こういうふうにすると、圧力が加わるため「こね不足」でも補えるそうなのです。
ただし、ポリ袋はパン用に用意する必要がありますね。
スーパーにあるような薄い袋で代用は出来ませんし、清潔な場所を保管しておきましょう。
わたしはいつもボールに入れたままラップをして冷蔵庫の野菜室に入れています。
一応、ほかのものが入っていますから、かなりがさ張ります。
生地だけをポリ袋に入れる方法は場所もとらないので理想的です。
また、パン作りのレシピ本というと、工程写真や解説が細かくないとわかりづらい部分もありますが
こちらは工程写真も細かく初心者でもOKです。
*基本のパン生地は、2つだけ
*最初の醗酵は冷蔵庫まかせ!
●基本生地Ⅰブリオッシュ生地で作るパン
王冠形ブリオッシュ
1生地作り→2冷蔵庫で醗酵→成形→最終醗酵→焼く
ブリオッシュアテート、ウィーン風クロワッサン、揚げパン、アップルロール、ミートパン、
タルトトロペズィエンヌ、けしの実あん入りエスカルゴ、へーゼルナッツクリームのブリオッシュ、
サワークリームのガレット、クヴァルククーヘン、ポティツェ、クグロフサレ、シュトレン、食パン
焼いたブリオッシュに一手間かけて(ラスク・リンゴ入りパンプディング・サヴァラン)
●基本生地Ⅱ白パン生地で作るパン
白パンの生地作り(フランス風プティパン・桃の形のピストール・角パン)
ミックスシード入りパン2種、ご飯入り白パン、玉ねぎ風味の全粒粉パン、黒オリーブ入りのグリッシーニ
チャパタ、ジェノベーゼ入りバゲット、にんじんパン、チーズパン2種、フォカッチャ、
玉ねぎのガレット、揚げピッツア
「白パン」は粉と塩だけのお食事パン、「ブリオッシュ」はバターも卵も入る、ふわふわの甘いパン。
両方を学べて、作り方も斬新ですので最初の1冊目にも最適です。