フィナンシェの本 (マイライフシリーズ№812) (2013/02/08) 藤木稚子 |
『金運と幸せを呼ぶ…』これは聞き捨てならない!
なんだなんだと心が騒ぎます。いったいどういうことだろう!
フィナンシェには馴染みのない私でしたが、
【フィナンシェ】という言葉は「お金持ち、資産家」というフランス語
だそうです。
独特なかたちは金塊のようでもあり、もうひとつ面白いエピソードが
語られていました。
私はフィナンシェ型を持っていないのですが、ほかの型でももちろんOK、
こちらのレシピ本でもたくさんの種類の型が使われています。
(でも『金塊のかたち』といわれると急にありがたく見えて揃えたくなったり。)
ミニパウンド型(高さがあるので生地は3分の1まで)も、
使われています。型がなくてもほんと気軽に出来ます。
第1章では素材を変えた場合の出来上がりが検証されています。
とても参考になりました。
粉砂糖とグラニュー糖での焼きがりの違いもわかります。
レシピの名前にチョコレートパール、といくつか記載されていて、
なに?と思っていたら、「パールショコラ」という素材を使用するのです。
チョコチップではなくまん丸で表面が溶けないように加工されている!
かわいらしいチョコレートです。
*プロフーズ*
(ヴァローナ社製なんですね。使ってみたい食材が増えました。)
ピスタチオナッツを使ったフィナンシェはとても鮮やかで素敵です。
*こだわり食材 572310.com 楽天店*
フィナンシェのイメージがあの形(金塊)の、
プレーンのしかなかったもので、
かたちが自由、とくにプチなサイズがパリでも流行っていると知って
はじめて作ってみたいと思いました。
なかにガナッシュやクリームを入れるタイプも斬新でした。
フィナンシェ・サレは初耳で!さっそく作ってみたいです。
こちらもフィナンシェのかたちに限定せず、
プチなかわいいサイズで出来るので手軽に楽しめますね。
とっても意外なフィナンシェの世界でした!
Chapter1 材料のこだわりを楽しむフィナンシェ
バニラ風味のフィナンシェ(基本の作り方)
材料と道具
材料と焼き方にこだわる
1.薄力粉とアーモンドパウダーの配合
2.砂糖の種類 3.ベーキングパウダーの使用
4.バターについて 5.卵白の加え方 6.型と焼き方
Chapter 2 フレーバーを楽しむフィナンシェ
チョコレートパールのフィナンシェ、メープル風味のフィナンシェ、
アーモンドプラリネフィナンシェ、キャラメリゼしたナッツのフィナンシェ、
キャラメルフィナンシェ、ドライフルーツフィナンシェ、
カカオフィナンシェ、チョコレートフィナンシェ、
フランボワーズのカカオフィナンシェ、パールショコラのカカオフィナンシェ、
ナッツのカカオフィナンシェ、ピスタチオのカカオフィナンシェ、
フランボワーズジャムのピスタチオフィナンシェ、
パールショコラのピスタチオフィナンシェ、
ホワイトチョコのピスタチオフィナンシェ、
ガナッシュの入ったフィナンシェ3種(プレーン・カカオ・ピスタチオ)
ヘーゼルナッツフィナンシェ、へーゼツナッツのプラリネフィナンシェ、
へーゼツナッツのチョコフィナンシェ、
マロンクリームの入ったフィナンシェ2種(プレーン・カカオ)、
抹茶フィナンシェ、パールショコラの抹茶フィナンシェ、
あずきの入った抹茶フィナンシェ
Chapter 3 味と形を楽しむフィナンシェ
カップケーキ風のフィナンシェ(A-D)、サヴァラン風1(A.B)、
サヴァラン風2(A-C)、三角形、星形、スティック形(A-C)、
タルト1(いちごのタルト)、タルト2(チョコレートのタルト)
Chapter 4 お酒と楽しむフィナンシェ
チーズ風味のフィナンシェ・サレ、トマトコンカッセのフィナンシェ・サレ、
カレーコーンのフィナンシェ・サレ、パプリカ&チェダーのフィナンシェ・サレ、
アスパラとヘーゼルナッツのフィナンシェ・サレ、
ロックフォールとくるみのフィナンシェ・サレ、バジルペーストのフィナンシェ・サレ、
トマトとくるみのペーストのフィナンシェ・サレ、
タプナードのフィナンシェ・サレ、マヨネースとチキンのフィナンシェ・サレ、
バジルモッツァレラのフィナンシェ・サレ
●パリの注目のパティスリーが自慢のフィナンシェレシピを公開etc.
(4レシピ)
●コラム
フィナンシェ・サレとスープのおもてなし
(白い玉ねぎのスープ・ズッキーニのスープ)
フィナンシェ・サレとソースのオードブル
(パプリカのクーリ・バジルクリーム)
etc.