あな吉さんのレシピ本は卵・乳製品・白砂糖不要ということで何冊か読ませていただいております。
パンは簡単なら簡単なほうがいい!と思っているので、今回『即席パン』というタイトルにもひかれました。
『即席パン』は、こねない、発酵しないから、
簡単だし、好きなときに出来る。ベーキングパウダー、もしくは重曹を使用する「クイックブレッド」です。
パート1 即席パン お食事パン編
プレーンのプチパン、くるみパン、ハーブフォカッチャ、豆腐マヨコーンパン、ズッキーニのパーティロール、
プレッツエル、オニオンペッパーグリッシーニなど13レシピ。
パート2 即席パン 甘いパン編
ミューズリー、メーブルちぎりパン、ココアデニッシュリング、あっさりドーナツなど6レシピ。
パート3 即席ベーグル
プレーンベーグル、ねぎ味噌ベーグル、キャラウェイのサワーベーグル、カレー&レーズンベーグル
パート4 ソーダブレッド
くるみのソーダブレッド、チャイ風味のソーダブレッド、玉ねぎマロンのソーダブレッドなど5レシピ。
パート5 即席中華パン
割包、糖三角、柚子味噌蒸しパン、おからタコスまん、きざみ野菜の餃子ドッグ
パート6 即席米粉パン
ぶきっちょさんにもおすすめレシピ本
プレーン米粉パン、米粉と黒胡麻のモーモーブレッド、青海苔れんこん米粉パン、米粉ピザなど5レシピ。
生地の作り方には、手ごねとフードプロセッサーを使う場合と2通りの説明があります。
「重曹」は酢をプラスして使います。「酢とアルカリの中和反応」でふくらまします。
クイックブレッドで本格的ベーグルが出来るとは驚きでした。
米粉パンはそれ用の専門の粉ではなく、上新粉を使うレシピとなっているのが有難いです。
すごく参考になったのはもちろんですが、
油や砂糖を入れないと本来なら「白っぽいパン」に仕上がるそうなのですが、
それに、こんがりと焼き色を付けるために「西京味噌などの白味噌」を使うことなんです。
こういうアイデアはいくら自分で配合を工夫したりは出来ても、なかなか思いつかないことだと思います。
また、著者の方のお言葉によると、
「即席パン」には、「うまい、へた」の差がほとんどない、
だから失敗の心配をしなくて手軽に楽しめるのです。
散々時間をかけて挑戦して失敗、よりも、朝や、おやつにちょこっと焼きたてを食べたい!ってときに、
気軽にいつでも焼けるので、ぶきっちょな方にもおすすめします!