ぜひ表紙を見ていただきたい！のですが。この表紙だけを見ると、このレシピ本が『卵も砂糖も乳製品も』使わない本だなんて思えません、思わず手に取りました。
こちらのレシピ本は3人の先生がそれぞれの章を担当しています。
『製菓の技術を活かしたお菓子』は上原みのりさん、『野菜・フルーツを活かしたお菓子』たかみやちえさん、『薬膳の知識を活かしたお菓子』は山本なほさん、ということで章によって雰囲気もがらっと変わりまして、3冊分の感じでお得感もあります！ページの右上には『難易度』も表示されていて便利だと思いました。
『製菓～』の章では、ほんとに普通においしそうなデザートレシピなので、初心者の方も「とっつき」やすいと思います。
「塩キャラメルのムース」「モンブラン」「ベリーベリーのタルト」などなど、目にも美しいレシピが掲載されています。
『野菜～』では、洋風のデザート、冷たいデザート、あたたかいデザート、そのほか和菓子も紹介されています。
「ほうじ茶のチャイムース」「三色団子のずんだもち」「パプリカのふんわりムース」など、ほかにもやさしい甘さのスイーツが掲載されています。
『薬膳～』では温かい薬膳スイーツ、冷たい薬膳スイーツが紹介され、薬膳スイーツについて知識がなかったのですが「酒粕パウンドケーキ」「黒米ジェラート」「薬膳テリーヌ」など、ほかにも斬新なスイーツのレシピが掲載されているので、とても参考になりました！
3人の専門家が集まって一冊になっているので、バラエティーに富んでいます。おすすめです。