お菓子のレシピ本でたま~に見かけることがあって、ゼラチンを使うことはわかっていたのですが、ほんとに・・・上手にできるかな?!とチャレンジしたことはなかったのです。
今回、『グミ』のレシピだけがつまった本が、しかも荻田尚子さんの本だということでとても楽しみにしていました。
手にとってみると、A6サイズのかわいらしい、装丁も素敵な本でした。
ちょっと意外だったのは・・・
あれ?どのくらいの量が出来るのかが、わからないよー。ということでした。
でも目次のページに、『出来上がりの量は濃縮したグミのやや多めの分量』とのことが記載されていました。そういうことだったのか、と納得。
プロローグでは、
グミ作りに使う道具(特別なものはないと思います)、グミ作りに使う基本の材料紹介、型の紹介、なんといっても一番必要なモノ、ゼラチンの種類や扱い方の説明があります。
パート1『ジュースで作るグミ』では、
みかんやにんじん、ミニトマトなと果物や野菜の汁をしぼって使うタイプと、市販のカルピス、コーラ、オレンジジュースを使うタイプのレシピが紹介されています。
ジュースや、野菜のしぼり汁は弱火で煮詰めてからゼラチンを加えます。
パート2『ピューレのグミ』では、
ゼラチンのほかに、ペクチンを加えます。作り方はジュースを使うときと少し違います。いちご、メロン、ラズベリー、など。
市販のピューレを使うとさらに簡単に。市販のピューレでは、バットに入れて固め、型抜きのグミを作ります。缶詰の果物をピューレして使うレシピの紹介もあります。
パート3『お茶のグミ』では、
濃い目に出したお茶で作ります。緑茶、ほうじ茶、ミントティー、コーヒーミルク、キャラメルミルクティーなど。
パート4『香りのグミ』では、
ゼラチンのほかに、アガーを使います。アガーを使うと、『ぷにょ』っとした食感じが出るそうです。いちごシロップを使ったレシピが紹介されています。
シロップのほかに、リキュールでも作れます。お酒のグミ、って市販されているのを見かけない気がします。これ、いいですね。
あとは、「しょうが」「大葉」で作る方法が紹介されています。
パート5『日本のグミ』では、
寒天を使ったグミが作れます。まずは「りんご寒天グミ」の作り方を学び、ゆず、あんずを使うレシピが掲載されています。
見た目も繊細な癒し系のグミができあがります。
さっそく作ってみました。
たくさん作る場合は、かなりのゼラチンが必要ですが、コンビニなどで売っているひと袋をすぐに食べ切ってしまうわたしにとっては、うれしいレシピでした。
保存料も入れずに、新鮮なグミができますので、
おこさんと一緒に作ってもたのしいですね!
グミレシピ本【自分で作れるグミの本―GUMMY BOOK】
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