小麦粉、卵、白砂糖、生クリーム、牛乳、バターを使用しなくてもできるレシピです。
生野菜やフルーツを食べるように、酵素が凝縮されたロースイーツは調理方法も手軽です。
オーブンで焼くこともなく48度以下で調理するため、冷やして固めただけで仕上がるものがほとんど!
またできあがりの見た目もとてもきれい。
カフェ風のおもてなしや、プレゼントにもできるのでモチベーションがあがります。
基本の材料であるナッツ類は非加熱のものを用意します。
生のナッツを粉砕する工程があるので、フードプロセッサーやミキサーが必要です。
生のカシューナッツでクリームを作り、こちらを基本としてアレンジやタルトのフィリングなどにも使えます。
2章ではローチョコレートを作ります。
ローカカオバターやローカカオパウダー、ローカカオペーストを使います。
ロースイーツ作りがはじめての方には聞き覚えがない材料かもしれません。
わたしも使ったことがなかったのですがインターネットのショッピングモールでも取り扱いがたくさんありました。
また、本の巻末には材料のお取り扱いショップの紹介ページもありますので安心です!
甘味料となるアガペシロップ、メープルシロップはスーパーや通販でも手に入りますね。
はじめて目にする食材も多く、なかでも気になったのがモリンガパウダー。
抹茶の代用として使いやすいスーパーフードだそうです。
抹茶の苦味というより香ばしさもあるとか。
栄養価も高いそうで、ネット通販で取り扱っているお店がたくさん!
ぜひ使ってみたいと思いました。
カボチャは生食で食べられる品種が
コリンキー、バターナッツかぼちゃを使うとのことで、なるほど生食のカボチャを初めて知ることができました。
健康や美容、スーパーフードに関心がある方だけでなく、オーブンを使いたくない!おしゃれなスイーツ作りに挑戦したい!という方にもはじめやすいレシピ本だと思います。
もちろん小麦粉、卵、乳製品のアレルギーを持っているお子さんのおやつ作りにもおすすめです!
ロースイーツレシピ~もくじ~
●キレイをつくるお菓子、体と心が喜ぶローフードの秘密、ロースイーツをおいしくつくるためのポイント
1.混ぜて固めるだけの、簡単ロースイーツ
ココナッツボール、フルーツササミ、ソフトクッキー、ブルーベリーチーズケーキ、ストロベリーパフェ、マンゴープディング、バジルアイスクリーム、バニラアイスクリーム、穀物コーヒーのフラペチーノ
2.ローカカオのスイーツ
基本のローチョコレート、トリュフチョコレート、ダムブランシュ、ローチョコレートフォンデュ、オレンジブラウニー、チョコレートファッジ、生チョコ風ロータルト、カカオカップケーキ、ホワイトチョコレートケーキ
3.スーパーフードのロースイーツ
ゴジベリーのクラッシュチョコレート、アサイースムージーボウル、タイガーナッツタルト、チアシードのレモンジュレ、スーパーフードボール、モリンガのカップケーキ
4.野菜のロースイーツ
にんじんのグラスケーキ、パンプキンプディング、カラフルトマトのミニタルト、ズッキーニとビーツのサラダケーキ、パプリカのタルト
5.おもてなしやプレゼントに最適なロースイーツ
りんごのドームケーキ、ショートブレッド、ティラミス、キーライムパイ、カカオブラマンジェ、ベリーケーキ
「基本のフィリング・ミルク・クリーム」
バニラフィリング、アーモンドナッツミルク、カシュークリーム、アレンジカシュークリーム3種
「ロースイーツづくりに欠かせない基本のアイテムと食材」
調理器具、ナッツシード、油脂類ペースト、甘味料、ローカカオ&スーパーフード
さらにちょこっと感想
「レモンの酸で固める」…今まで固めるといえばゼラチンでしたが、こういう方法もあるんだな~という学びがたくさんありました。
新しい食材の勉強にもなり、ロースイーツという新しいスイーツ作りの楽しみが増えました。